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�@東浩紀が棄権を扇動しているとしてリベラル層から集中砲火を浴びているが、批判の多くがあまりに感情的かつ短絡的なのでうんざりしている。
まず、「投票率が下がれば与党を利すことになる」「上がれば立憲民主・社民・共産が躍進する」−−という現状認識が致命的に誤っている。#東浩紀

�A自明のことだが、棄権する人々の政治的スタンスは様々だ。
どうせ与党が勝つのだという諦念から投票しない人ももちろん存在するだろうが、それはごく一部だ。
「どうせ与党が勝つんだから行かなくても大丈夫」というゆるやかな自民支持層もいれば、そもそも全く政治に興味のない人間もいる。#東浩紀

�B私の皮膚感覚で言えば、今回、立憲民主の政治姿勢に共鳴する層の投票率は、自民のそれよりも高いはずだ。
自民の得票は既得権益層とネトウヨだけに支えられているのではなく、無党派層にも多数のゆるやかな自民支持層がいる。
そこを見誤ってはならない。#東浩紀

�C戦略的な話に特化して言えば、投票率が上がって一番喜ぶのは希望の党かもしれない。
ただ、別にそれはどうでもいい。
希望が100議席取ろうが50議席しか取れまいが、政治の歴史に太文字で記されるのは、最大野党の民主(民進)が致命的に壊れたという一点に尽きる。#東浩紀

�D投票は義務だ…投票しなければ批判する権利もない…欧米の投票率は…。
こうした言説は圧倒的に正しい。
正しいが、正しければいいのだろうか。
投票に行かなければ、我々は声を挙げることも許されないのだろうか。
それは正しさという名の暴力ではないのか。#東浩紀

�E投票に行かずに、グズグズ言っている人がいてもいい。
投票なんてバカらしいよ、という人がいてもいい。
そうした意見を排除したり説教したりする社会に、私は住みたいとは思わない。
鼻をつまんでベターを選ぶのでなく、臭いところに近寄らない選択肢は当然、尊重されるべきだ。#東浩紀