デルタ関数δ(x)が関数として奇妙かつ面白いは、その値が
基本的にはずっと0のままであるということ。唯一、xが0の
値を取る時だけ、無限大に発散する。そして、全区間で積分すると
その値は1、すなわち面積が1となる関数になっている。

ディラックのデルタ関数は、デルタ超関数 (delta distribution) あるいは
単にディラックデルタ (Dirac's delta) とも呼ばれる。これを最初に定義して
量子力学の定式化に用いた物理学者ポール・ディラックに因み、
この名称が付いている。このように、数学や関数の性質には多くのユニークな
性質があるので、それを学ぶことで、あらゆる現象に対する有意義な数学的
理解を得られるから、みなさん、哲学だけでなく数学にも習熟しましょう。