例えば、数を足す和の数列が数の間の差によって表現するのは、数学において
常識となっている技法でしょう。その技法を活用しようとすることは、数学の発展に
大きく貢献した。それでも、数の和が数の差として表現されることの意味は、
数学の説明において日常言語で十分に言語化されているとはいえない。
それを十分に行おうとするだけで、数学と哲学を分け隔てるものはなくなる
だろうと思うのです。ただし、そのためには、あらかじめ数が存在するという
イデオロギーは破棄する必要がある。