人間は自分が見たいものだけを恣意的に選好して見ているので、実際は
自分の興味のある対象のごく一部分限定してしか見ていないんだよ。盲人と同じ。
人間に備わる感覚器官に限定・拘束されて知覚が生じるので、そこに新たな知覚なり
感覚器官が備わっている存在者Xを仮定してみれば、そこから見える世界は、
人間とは大きく異なるであろうことは容易に想像がつく。

たとえば、盲人にはモノが見えないし、感覚麻痺した者には物に触れた
感触や感覚が得られない。だから健常者とは現れる世界構造が大きく異なる。
その両者の関係を延長して存在者Xを仮構して考えれば、そこでは人間世界とは
違うクロックなり次元、時間の流れ方、空間表象、見え方が展開されているのは
容易に想像できる。