>>392
考え方の軸が違うというのは、慣れている思考法で軸を置いている関係性が
異なるということ。哲学では、それを言語で現象を表現しようとする限り、
言語表現の間の関係に最大の関心が向けられている。だから、中国語も
ラテン語も勉強したことはないが、参考書の類を眺めてみると、これまでの
頭の使い方の延長線上でそのまま理解できることが直ちに分る。でも、
数学の場合には、数と数、数式と数式、数式と図形、数と数式と図形の
表現の間の関係に関心を向ける必要があり、慣れがないので、勘がまったく
働かない。それに、それに慣れることが、言語表現に軸を置いている感性
から軸を移すことになるために、その軸の移動そのものに違和感がある。
いかにその違和感を小さくする道を見つけるかが問題。そのことが哲学
と数学をつなげることになる。