刑罰は基本的に国家が社会的な感情と欲求を
処理するために作った政治的制度であって、
それ以上でもそれ以下でもありません。
よく刑罰には客観的で科学的な根拠が
必要で、それを刑法学が研究して精緻で厳密な
体系を築き上げているのだというようなことを
言う人がいますが、実際は刑法の権威づけのために法曹業界が流している建前というか、
率直に言うと羊頭狗肉のインチキであって、
そんなものにさして意味がないことは、
裁判員制度などというものが成立している
という一事をみても、明白なのです。