大辞林 第三版の解説
もむ【揉む】
一
( 動マ五[四] )
�@ 両方のてのひらで物を挟んでこする。 「錐きりを−・む」
「紙を−・んで柔らかくする」
�A 指先や手でつかんで力を加え、はなすことを繰り返す。
「肩を−・む」 「きゅうりを塩で−・む」
�B 大勢の人が入り乱れて押し合う。 「満員電車に−・まれて通う」
�C 激しくゆすり動かす。 「御輿を−・む」 「波に−・まれる」
�D きたえる。苦労をなめさせる。特に、スポーツ・勝負事などでいう。
「一丁−・んでやろう」 「余り真面目ゆゑ、夫は些ちつと−・むでやらうで
/多情多恨 紅葉」
�E 意見を出しあって十分に議論する。 「委員会で法案を−・む」
�F 馬を激しくせめたてる。 「 − ・めども−・めども、一所にて踊る
様なり/義経記 4」
�G 軍勢などが互いにぶつかりあってたたかう。
「七八度が程ぞ−・うだりける/太平記 10」
�H(「数珠じゆずをもむ」の意から)激しく手を擦り合わせて祈禱きとうする。
「黒煙をたててひともみ−・まれたりければ/平家 8」