実在と存在
実在するAさんと実在するBさんとを足して二人の労働力となる。しかし人格として存在するAさんと人格として存在するBさんとは足せない。
実在するとは、足したり引いたり分割出来る存在を指す。再現性のある存在と言ったら良い。
また実在する事物者は、事件の当事者となり得る。実在するAさんは何らかの事件に遭遇したり、巻き込まれたり、時には事件を自ら起こしたりする。
実在する者が事件の当事者となるのであれば、存在するものは意味の当事者となる。
事件の当事者となるものが実在するものであり、意味の当事者となるものが存在するものである。
では、事件とは、そもそも意味とは何か。