僕論については斎藤の文章がどうかと思ったけどな(というか斎藤の文章に常に
謎を感じるけど、それは豊�アだの栗なんたらにも感じること/しかもこの人たち
みんなハスミは大好きなんだよな... なんだかなと思う)。

どの人称を使うかとか知ったことではないし、その論法でいけば私小説なんて
全部駄目だろう。ジェンダーの件だって「僕」と去勢されてる男が「僕」という
言葉を偽装して去勢からどう立ちあがろうとして挫折してるか、そこにマッチョさ
とマッチョさへの嫌悪が同時にある、みたいな全く違った論じ方も可能であったはず。

喧嘩してなんぼみたいな文芸評論世界の悪しき部分だけを引き継ぎつつ、
そこに自身の話者としての正当性をもちこみ、文学にも批評にも何一つ貢献せず
下世話な話題を提示する試み、その極北に金井とスガ(そして天皇としてハスミ)
がいると個人的には思うけどそういう謎なスクラムの犠牲になってると思うよ、
僕論については。