871考える名無しさん2019/01/04(金) 15:22:51.310>>872>>915

(ひと)東浩紀さん(50) 断酒を成功させた思想家兼経営者

2021.5.9(日)配信

「あのときはどん底でしたね」東さんは当時を振り返ってこう語る。2018年の末、東さんは限界にきていた。経営する会社の人事担当が突然会社を辞め、残された仕事を東さんひとりで抱え込んだ。

他の社員に迷惑をかけるわけにもいかないという気遣いだったが、自分の仕事ができなくなり精神を病んだ。

浴びるように酒を飲む日々。「僕の会社は余剰と贈与によって支えられていると思っていました。僕の理想は古代ギリシアの哲学者のように、寝そべりながら語り合うことでしたが、実際はサテュリコン※でしたね」

それまでも酒癖の悪さに多くの仲間たちが去っていったが、このときは会社を畳むことまで考えた。「人が離れていく自分の人格の悪さに遅れながら気づいてしまったというか。俺が会社経営なんて…と思ってしまったんです」

妻子との関係も悪化した。離婚を持ちかけられたその日の夜に、これではいけないと一念発起し、断酒を断交。諸悪の根源が酒だと気づいた。

大好きな白ワインを封印し、ボクシングジムに通って汗を流した。体重が15キロ減り、思考のキレを取り戻した。

今年、断酒の日々を綴った『断酒化するポストモダン』がベストセラーに。酒を絶ち、仲間とのかけがえのない日々を取り戻していく姿が共感を呼んだ。来春には本作を原作にした映画の公開も決まっている。

「いまは、昨年8月に失踪した批評家の宇野常寛くんの追悼号をつくるために奔走しています。彼の文章、ちょっと雑なんですがやはり魅力がある」

(写真)右ストレートでワインのボトルを叩き割る東さん