哲学というのは、ある魅力的なテーゼや概念を創造することで、人々の意識変容と
特定の行動に訴求したり、社会変革への契機、新たなシステムの創発へと繋げることが
出来るだろう。つまり、哲学者は斬新な概念を構築すればよい訳だ。その意味では、
アップルがiPhone を開発して、人々のライフスタイルを一変させることと似ている。

ベンサムなら、功利主義や「最大多数の最大幸福」、ロールズなら「無知のベール」
ともに公平な社会を実装するにあたって有用な概念になっているだろう。
サルトルなら実存主義、デリダなら脱構築、ニーチェなら超人思想と、
それなりに人々に訴求する哲学的なテーマや概念を創発している。

禊のレトリック擬似哲学には、何も訴求する要素がない