「うれし」というのは、満足した状態だろう。
日本語の「うれし」という表現によって表される感覚は、
ドイツ語の"Genugtuung"とうまく対応する。
では、「うれし」の逆は何だろうか。
「うれし」が満足した状態であるなら、その逆は不満な状態ということになる。
ところで、古語では、不平不満を言うことを「うれへ」と表現する。
「うれへ」は不平不満を人に訴えることが主だが、他人に訴えなくても
「うれへ」ている状態が「うれ(憂)ひ」となる。