ここで、フランス語をメタ言語として用いて「な」≒《se serrer》
から考えるなら、「な」によって表現される様態を、別の日本語の
表現をメタ言語として用いて記述するなら、「密な寄せ合ひ」と
いうことになるだろう。つまり、「な」を用いた表現を
以下のように解釈することができる。

「な(綯)ふ」≒「反復的/相互的に密に寄せ合ふ」
「なは(縄)」≒「反復的/相互的な密な寄り合ひ」
「なは(那覇)」≒「相互的な密な寄り合ひ」、すなわち、「集落」
「なへ(苗)」≒「反復的/相互的な密な寄せ合はせ」
「なみ(波)」≒「累加的な寄せ合ひ」
「な(慣)れる」≒「密に寄り合ふようにする」
「な(成)る」≒「密に寄り合う」(例えば、「実が成る」=「結実する」、
英語の"constitute"に近いと考えることができる)