「プレートが付いてるわ。《逞しそうですが、か弱い声の役で、棒読みの女王(?)のよう
な人です。true tearsは、まともといえる最後のアニメでしたが、そこで彼女の演じる比呂
美は、ヒロインの乃絵を食っていました。3次元(背景)と2次元(人物)が混在するよう
になったアニメの中で、キャラの次元で、3次元(比呂美)と2次元(乃絵)を戦わせるの
は、稀有の着想であったといえましょう》だって。これじゃあ、ttについて語ってるだけ
では…」
第四の銅像は、清水愛だった。
「へえ。これもさっきのおじさんの好みっぽいね」と喋るバイク。
「妹役で名を馳せたって、プレートには書いてあるわね。でも、妹役なら、他にいくらで
もいるはずで、どうしてこの人なのかしら。この銅像を立てた人の好みとしか言いようが
ないわね。妹声を比べるとしたら、どういうメルクマールが考えられるかしら?」
第五の銅像は、     だった。
「プレートに名前が書かれてないわ。読んではいけない名前も、この世にはあるのね」
「なんか、この銅像だけ空気が違うね。ものすごくアンダーグラウンドな空気だ。銅像が
立っているだけあって、知名度はありそうだけど…」と喋るバイク。
私たちは、銅像の群れを離れた。
そうこうしているうちに、喋るバイクが、講釈しだした。「昔、声優について、某掲示板に
書かれてあるのを読んだことがあるんだ。
あまり考えずに書きました…。