エンゲルの書いたものとして一部、「共産主義の原理」なる冊子が確かに残っている
ということはあるのだが。

しかしあれは、厳密な文章では全くなく、単なる質疑応答の文章を後から、

(エンゲルス自身かは知らないが、しかしたぶんあれは、後から
誰かが編集したものを、共産主義の分かりやすい要項として作られたものだろう)

「共産主義の原理」なるタイトルで出版されたものにすぎないだろう。


その冊子は、昔は大月文庫から、今では新日本出版からの冊子として
日本共産党の学習文献として、確かに日本で出版されていたものだ。

しかし、マルクスの著作としてもエンゲルスの著作としても
「共産主義の原理」なる本は、残されてはいない。