ここで説明したい「未知の原理」というのは生命に関わるものです。
一応の定説によると例えば進化はDNAの突然変異という
ようするに偶然ということになっているようですが、
しかしその考え方に対してすぐに疑問を感じるのが「種」という要素です。
生物は個々で勝手に進化しているのではなく種を単位として進化しており
一般的に言ってただの偶然で済むわけはありません。
翼を持つ種族は翼を持つべくして翼を持っているのではないでしょうか。
かと言ってとりあえずここでよく分からないのは
どのようにして個々が情報を交換しているのかです。
あるいは端的に「擬態」という現象は植物も含めてそれぞれのあいだで
何らかの情報交換が行われていると解釈しておくのがとりあえず一番わかり
やすい気がします。
つまり流れ的にここいらあたりで未知の何かを想定しておきたくなってきたりも
するわけです。
私としてはヒト独特の習性である「モラル」は一般的な生物の「本能」に代わるもの
もしくは「本能」そのものだという説を支持しますが、
「本能」の成立にも未知の何かを感じます。
こういったことがいろいろ出てくると「未知の原理」にもにわかに真実味が増す
気がするのですが、いかがでしょうか。

さてここで意識のハードプロブレムにつなげるわけですけど
「種」「擬態」「本能」といった現象はいわゆる物質に生じる
物理学的効果や化学現象などで説明でき得るものなのか、
もしもこれらが物質を必要としないものであるならば
ささやかながら物質の存在する必然性がひとつ失われることになります。
それでも私としては物質が存在する可能性をひとつひとつ潰していく
しかないわけです。