では、民主主義の議会政治における、主権者とされる国民の意向は、
現実にどのように働いているでしょうか。絶対王政においても、
そこで執り行われる政治が、その形式を以外では、必ずしも
王の意向にそのまま沿ふものであるとは言えないものであるとすると、
民主主義の政治において、国民の意向は、絶対王権の王の意向
よりも実効力を発揮していると考えられるのか。また、そもそも
民主主義の議会政治は、「国民の意向」に沿うようにまつりごと
を執り行うことを可能にする制度なのか。