プロ・スポーツも他の職業と同様に社会の分業を基盤として成立している。
分業は、衣食住の必要を満たすための活動を自らすべてやるのではなく、
本来、自分がやる必要のある活動の一部を他人に任せ、それと引き換えに
他人がやる必要のある活動の一部を自分が担うことを集団として組織化
して行うことで、全体として効率がよくなり、より大きな成果を出す
ことが可能になるようにすることによって維持され、発展してきた。
例えば、作物を育てることを専業とする他人がいなくなれば、自分で
作物を育てなければならなくなる。では、他人がプロ・スポーツで
活動することをやめると、その結果として、何を自分でやらなければ
ならないことになるのだろうか。