>>28-29
集落における順次の相互扶助では、自らが集団の意向に沿うように力を貸す
ことで、自分が助けを借りる番が回ってくれば、今度は、集団が自分の
意向に沿ふように力を貸すという形で集団と各自の意向が円環を形成する。
しかし、民主主義の議会制度の下では、主権者とされる国民の意向が
どのようにとりまとめられ、その意向に沿ふように政策が実施された
ところで、人々の間で各自の意向がそのように相互協力的な円環を
形成することは決してない。