企業組織が経済活動の中心を担っている社会においては、理念の上では、
通貨の使用が、そのような集団と各自の意向が円環を形成する機能を
果たすべきものとされる。しかし、あらゆる企業組織は、階層的に
組織化されてされており、人々は常に、階層的に上位の者の意向に
沿ふように働いて賃金を得る一方で、各自の意向は、消費者として
商品やサービスを購入することによって実現されるようにする。
民主主義の議会政治は、そのような形での意向の働きの組織化を
基盤として成立している。