エンリル側がエンキ側を滅ぼす理由で代表的なのものは、人間が科学を悪用し戦争を起こして地球を滅ぼすから、というものだが、それだけが理由ではないと思う。
AIがどこまでも進化して、人間の不完全さや脆弱さや複雑な感情や多様性や民主制みたいなモノまで完全に模倣できるようになって、人間とAIが全く見分けがつかなくなってしまったらどうするのか。
一瞬、これぐらいで別にどうにもならない、むしろハッピーなような気もするが、実は、これこそが重大問題なのだと思う。
エンリルはこれ自体を神への挑戦、冒涜と見做して怒るのではないか。
これは人間がエンリルと同じ創造者の地位を得た事に等しいからだ。
人間が生命の実を得てエンリルと同じように永遠の命を持つのと同じくらいエンリルにとっては不愉快ではないか。
エンリルは生命の実を食べられないように人間をエデンの園から追放した。
つまり 
AIの進化こそが黙示録を現実化させる鍵になっている可能性大なのだ。
ここが人造人間AIと、単なる戦争兵器である核兵器等の、決定的に違う点である。
核兵器ぐらいではバベルの塔にならなかったがAIはそれになる可能性がある。
哲学的なレベルで意味が違う。