>>前スレ872
>意識やクオリアなどは科学的理論・観測方法や
>言語・記号などでの記述では解明できる範疇を超えている
私はこれについては反論はありません。
しかし、故に意識のハードプロブレムは解明できない
ということにはならないと思っています
(ただし私の場合は解明ではなくて解消です)。

じつは我ながら曖昧なんですが、つまり私個人の理解するところによると、
ウィトゲンシュタインが大半の哲学的な問題を「語り得ぬもの」としていて
これはそれらの問題がそもそも問題として成立していないという意味だと思います。
それはたとえば「人間は何のために生きるのか」という問題について
ウィトゲンシュタインはその中の「人間」とか「生きる」とか
そういった要素のひとつひとつを徹底的に追究していくと
たとえば「人間」は「知恵のある動物」あるいは「猿から進化したもの」あるいは…
さらには「動物」は「物体のひとつ」「動物園にいるもの」…
とにかく徹底的に追究していくと最後は最初の問題が成立していないことになる
みたいな展開だったと思います。
そこで「脳は如何にして心を生むのか」
この問題も徹底的にそのひとつひとつの意味を追究していけば
科学とは別の結論が出る可能性もあるとは思うのです。
そしてその流れで私は擬似問題になるだろうと予想するわけです。