彼がどのようにして「脳が意識を発生させる」という主張をするかというと、通説的なものへ縋ることによってであり、科学の「信仰者」という表明をすることによってである。しかし、ここは哲学板なので、きっとどこかの宗教サロンと間違えて来てしまったのだろう。科学でさえ自らの絶体性を主張することはないのだが。

彼の生涯のうち、かの主張「脳による意識の発生」説はもっぱら他者を通じて知られたものであり、決して自らで検証したものではないだろう、定かではないが。そして、ニューロンの発火を観察するとき(それが他人の脳でも自分の脳でも構わないが)その実験自体が自らの意識の中で起きていることに過ぎないということにさえ気づかない。ゆえに脳が意識の原因なのは明らかだと主張するのだ

まさに、そのような想像力の欠如と謎の自信によって「明らか」といったのではないだろうか。それは、本人にしかわからないけれど