結局のところ人間社会を規定しているのは運なので、そこをどう評価するかで、世界観が変わるだろう。親ガチャが悪ければ、殺人にまで発展する。遺伝子が悪ければ病苦に終生悩まされる。大津波に飲み込まれて死ぬのも、その人の運に依るものでしかない

反出生主義は、こうした運という無作為な暴力性に否を唱えることから始まるのである