デカルトは、「動物は無感覚で、非理性的な機械」であるとする動物機械論を提唱したが、
これは妥当な認識である。前件の動物は無感覚は明らかに誤謬であるが、後件の
非理性的な機械という認識は、それほど間違っていない。なぜなら、動物は本能や
遺伝子のコードに完全に自己拘束されているので、それを超出するような悟性を有して
いないからだ。