世界は常に不完全で、欠如に溢れ、幸福であったような時代など存在しない。
俯瞰的に考えれば、今から何千年経とうが、人間世界の現実的な内実、
すなわち不幸の総量は今と殆ど変わらないだろうことが十分に予想出来る

問題Aが解決することはあるだろうが、それに起因する別の問題Bや問題Cが
発生して、対処療法的なモグラたたきが継起、永続するだけである。根元的な
問題解決にはついには至らないことが予め了解されている。こうした不毛なトートロジー
の継起が惰性的、慣習的に続くより、人類が存在しなくなったような世界の方が、
解として最適なのではないかと、功利主義的にラジカルな提案しているのが反出生主義者である。