純粋平面としての内在


内在平面は、スピノザの単一の実体(神あるいは自然)と、
内在が実体に内在するのではなく、内在それ自身が実体である、
すなわち、それ自身に内在する、という点で、形而上学的な両立性を持っている。

それゆえ純粋な内在は、哲学の超越への依拠の妥当性に関するものばかりではなく、
二元論や観念論に関しても、幾つかの結論をもたらす。


精神はもはや、自立的で、実体的に物体・身体と異なる領野とは考えられない。(心身二元論)
また、外的な対象や出来事を主観に媒介する際の、
唯一かつ一方的な決定条件ともみなされない。(観念論)

したがってすべての実在の間の区別(精神と身体、神と物質、内部と外部などなど)は打ち崩され、
あるいは、平坦な共存(共-存立)、すなわち平面へと平準化される。
内在それ自体、すなわち、反対項として超越を持たない内在なのである。