進化論の適者生存で問題となるのは「優秀な個体」が生き残るというよりも「環境に適応した遺伝子を持った種」が生き残るという事実だ。

例えば「環境に適応した遺伝子を持った小さな哺乳類」よりも個体としては強く、頭の良い恐竜がいたとしても種として適応できなければ滅ぶ。
遺伝子の問題だからだ。

生物進化論で問題となるのは個体よりも種であり、
遺伝子だ。

この生物進化論から生まれた資本主義競争による社会進化論は必然的にどの人種の遺伝子が優秀で残すべきであり、どの人種の遺伝子が劣等で淘汰されるべきかという結論にいたった。

最も有力だったのはアーリア人種の遺伝子が残すべき優秀な遺伝子で有色人種の遺伝子は淘汰されるべき劣等遺伝子という思想だった。