柄谷行人『帝国の構造』

「(帝国の原理は)多数の部族や国家を、服従と保護という『交換』によって統治するシステムです。帝国の拡大は征服によってなされます。しかし、それは征服された相手を全面的に同化させたりしない。彼らが服従し貢納しさえすれば、そのままでよいのです」

柄谷行人のいう「帝国」というのは、↑のようなものだろう。
しかし、歴史上のどの帝国がそうだったというのか、わたしには、そんなような「帝国」など一つもなかったように思える。