柄谷行人『マルクスその可能性の中心』英語版序文の訳

[『資本論』はスミス、リカードら古典経済学の「労働価値説」を受け継ぐものだと見なされているが、宇野は『資本論』では、生産よりむしろ交換が重視されていること、また、資本はその本性において商人資本であることを強調したのである。]

宇野弘蔵『経済原論』

「(商人資本的形式においては 引用者)安く売る者と高く買う者との間に入って,いわば社会と社会との間に割込むことによって利潤をあげるのであって,その価値増殖は(資本主義社会において 引用者)社会的に一般的根拠を有するものではない」

「(価値の実体は 引用者)あらゆる社会に共通なる社会的労働共同体」