私は、ことばがどのようなことを伝へるように使はれているかを問題にしているのであって、規範としてどのように表記されることになっているかの知識を伝へようとしているわけではない。
例えば、何かが重複していたり、二重になっていたりすることを、「ダブっている」と表現することがありますね。
この表現について、知識として調べると、英語の"double"の借用語として説明されています。
この説明は、妥当でしょうか。では、この「ダブっている」は、服が「だぶだぶ」であるとか、何かが無用に余っていることを「だぶついている」と表現することとは、無関係なのでしょうか。
それとも、このすべてが、英語の"double"に由来すると説明するのでしょうか。これが感性の問題です。規範としての知識で解決できる問題ではありません。