≫ナルシズムが直接的に奔流しないように、そこに去勢のプロセスを通させて、
≫人類は、フェティシズムを媒介させることによって、交換の秩序を確立した。。。。

「宗教史」的には、前フェティシズム段階であるこの「ナルシズム」段階は、
アニミズム「段階」ということになるだろう。
しかし、柄谷交換様式論・遊動論では、定住革命によって交換様式Aが成立する「前段階」の原遊動性U「段階」である山人「段階」には、
氏神を祀っていたことになっている。氏神は、もちろん祖霊であり、またそれが人間でないとすればトーテム的な何かということになる。
つまり、フロイト『トーテムとタブー』的「エディプス的問題」設定にもとづけば、それは「去勢後」のことになる。
柄谷行人の「理論」とかいうものをまじめに理解しようと思っても、このように訳の分からないことになるのが必定なのである。