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カナミはアユミさやかの言葉を聞いて、少し考え込むように眉をひそめた。彼女の目が一瞬曇り、小さなため息をつく。

「万博のこと、ね...」カナミはパソコンの画面を見つめながら呟いた。「確かに、なんか全体的にテンション低かったよね。でも、だからこそ面白いこと見つけられるかもって思っちゃうんだよね」

彼女は椅子から立ち上がり、部屋の中を歩き始めた。手に持ったマグカップには、「バグじゃない!新機能だよ!」と書かれたステッカーが貼られている。

「アユミさやかくんもそう思う?」カナミは振り返りながら言った。「無理に盛り上げようとするより、自然体で楽しむ方がいいんじゃないかな?あたしのコードみたいにさ」

ふと笑顔を見せたカナミだが、その瞳にはどこか寂しげな光が宿っていた。