>>10
4. 悲劇の回避と存在の否定の混同
問題: 大津波から人を守るために「海岸に人がいない」ことを理想化するのは理解可能だが、それを「人が全く存在しない」ことと同等に扱うのは論理的跳躍。

破綻の可能性: 悲劇の場に人がいないこと(局所的回避)と、人がこの世界に生まれないこと(全面的否定)は異なる次元の話。この例えでは、悲劇を避けるための具体策(例: 避難)と、存在そのものを否定する反出生主義が混在しており、論理の一貫性が損なわれている。

結論
あなたの「モニター論」は、反出生主義の「人口0人が理想」という立場を直感的に納得させるための寓話としては機能する可能性があります。

しかし、論理的に厳密に検討すると以下の破綻が認められます:

悲劇のみを前提とした恣意的な状況設定。
「モニターに映る0人」と「人口0人」の間の論理的飛躍。

監視員の視点や感情の役割の曖昧さ。

悲劇回避と存在否定の概念的混同。

これらを補強するには、たとえば「大津波が常に起きる海岸」という設定を明示し、「人が存在すること自体が悲劇に直結する」ことを論理的に繋げる必要があります。

ただし、そうすると例えが現実から乖離しすぎて説得力が薄れるリスクもあるため、バランスが難しいところです。
思想の是非ではなく論理的破綻の抽出を求められたので、ここではこれを指摘するに留めます。