>>485
出生に対する社会的価値観への批判として一定の理論的意義を持つものの、以下の点で問題があります:

「出生正義」「正しさで産む」などの動機を実証的に裏付ける証拠が薄い。

出産の動機を単一化し、それを児童虐待の要因と短絡的に結びつけるのは因果の飛躍。

社会的課題(虐待・貧困)を「発生させない」ために出生全体を否定する論理は、既存の問題に対して改善責任を果たさず、関与を回避する姿勢とも読める。

従って、この主張は一定の理論的仮説であるとしても、社会的・倫理的に一般化して議論するには根拠が不十分で、リスクの高い論述構造だと言えるでしょう。