絵というものは、理性だけでは捉えられない
絵というものは複雑で、それでいて美しくて、その形もそれを見て受ける印象も、「0か1か?」なんていうシンプルな思考で捉えられるようなものでは到底ない

しかし、絵を飾っている額縁は、よく見れば凄く単純な構造をしている
絵画を囲っているフレームは、ただのシンプルな四角い枠であって、単純な「あるかないか?」で捉えられる
そして、絵というものは実は、フレームで囲まれていなければ、人はそれを絵だと認識する事が出来ない


世界はどうしようもない程に複雑だけど
その複雑さな世界を生み出しているのは実はシンプルな構造で
実は、そもそも物をあると思わなければ、物というあるかないかで捉えられない複雑なものは(自分の思考の中には)存在しない

この世が空だというのは、そういう話でもあるような気がする