>>149
さらに厄介なのは、生殖の意思決定そのものが、そもそも純粋な私的判断ではないことだ。
最近のレビュー論文でも、妊娠・出産に関する決定は社会規範や役割期待の文脈でなされ、「自己決定的」であるのは限定的だと整理されている。
だから反出生主義の圧力は、ただの思想対立では終わらない。家族、恋愛、医療、福祉、教育、SNSの言説が絡んだ場では、かなり実効的な心理的拘束力を持つ。