>>156
さらに言えば、出生をめぐる圧力は反出生主義だけが作るわけでもない。
UNFPAの2025年報告は、「子どもをもっと欲しい人、少なく欲しい人、まったく欲しくない人」のいずれもが、自分の望む生殖を実現できていないことを問題にし、各国政府が人口目標に合わせて意思決定へ圧力をかける状況を批判している。
要するに守るべき核は、出生促進か出生抑制かではなく、生殖の自己決定そのものだ。
反出生主義の圧力を論じるなら、ここを基準線に据えるのがいちばん強い。