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「主体の不在」と「客観的評価」のすり替え(63)

​「主体の判断」と「事態の価値」をわざと混同させるループです。

​反出生主義が論じているのは、「もし存在させたなら、そこに主体が生まれて苦痛を味わうという『未来の事態』をどう評価するか」です。

​彼は「主体がいないんだから評価できない」と繰り返しますが、これは「崖から車を突き落とそうとしている時、中に誰も乗っていない以上、その行為自体の危険性も論じられない」と言い張るような、極めて短絡的な詭弁です。