>>303
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③ 政治家の「ロシア・パイプ」なら、政権外の鈴木宗男系が別系統
ここは高市政権そのものと混同しない方がいいでしょう。
鈴木宗男のようにロシアとの人的関係を長年構築してきた政治家は、日本政界に残っています。
ただし、
「鈴木宗男=高市政権の秘密のロシア窓口」
と推定するのは現段階では飛躍です。
むしろ、
政府の公式ルートでは扱いにくい情報・感触を得られる可能性のある政界外縁のチャンネル
と考える方が自然です。
インテリジェンス的には、これは結構重要です。公式外交と非公式人的ネットワークは機能が違います。
政府がロシアに「こうしてほしい」と伝える公式外交とは別に、政治家・元政治家・民間人がロシア側から「実際には何を考えているのか」を聞く経路が存在することには情報価値があります。
④ 林芳正は「ロシア・パイプ」というより、日露を含む広範な外交ネットワークを持つ調整役と見るのが妥当
林については、私は少し慎重に見ます。
林を「親露派」と分類するより、
外交・安全保障の既存ネットワークを広く持つベテラン政治家
と考える方が説明力があります。
現在は総務相ですが、高市政権発足以来、外相だった茂木とともに政権中枢に残っています。
したがって、ロシアについても一定の人的・制度的接点を持っている可能性は高いでしょう。しかし、それを「ロシア側の代理人・特別連絡役」とまで評価する証拠はありません。
むしろ、林の価値はロシア、中国、米国、韓国、欧州など複数方向の外交チャンネルを理解できることにあると見る方が自然です。
⑤ 高市-木原-小泉ラインは、ロシアよりも安全保障・米国・ウクライナ側との接続が強いと推定
ここは別系統です。
高市政権はウクライナ戦争を日本の安全保障環境と直接結びつけています。高市首相自身が、ロシアのウクライナ侵略を教訓として戦略三文書の改定、情報機能強化を進めると述べています。
したがって、
高市-木原官房長官-小泉防衛相-防衛省・NSC
は、
ロシアとの外交チャンネルというより、
ロシア・中国・北朝鮮を一体化した安全保障情報を扱うライン
になっている可能性が高いです。