>>312
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第二位:インド系ネットワーク
これは中国より細いものの、インテリジェンス上はむしろ興味深いです。
インドはロシアとの長年の軍事・外交関係を持ちながら、日本、米国、豪州とも安全保障協力をしています。高市首相もインドを日本の主要な同志国として明示しています。
したがって、
日本 ↕ インド ↕ ロシア
という三角形が成立します。
ここでの強みは、インドがロシアだけの陣営に属していないことです。
中国経由のロシア情報が「中露関係というフィルター」を強く受けるのに対して、インドはロシアとの関係を維持しながら西側諸国とも協力するため、ロシアの軍事・外交事情を別角度から見ることができます。
したがって、純粋な情報分析なら私は中国経由よりインド経由の情報を重視する場面があると考えます。
第三位:中央アジア
ここは高市政権にとって今後かなり重要になる可能性があります。
茂木外相自身、中央アジア5か国を中国、ロシア、イラン、アフガニスタンに囲まれた地政学的要衝として国会で説明しています。
特に、
日本 ↓ カザフスタン・ウズベキスタン等 ↓ ロシア
という経路です。
中央アジア諸国はロシアから完全には離脱できない一方、中国との関係も強く、日本との関係も拡大しています。
そのため、ロシアの意図を知るうえで、
「ロシア政府の公式説明」
だけではなく、
「ロシアと国境・経済・安全保障で日常的に接している中央アジア諸国の認識」
を取得できるというメリットがあります。
しかもこれは高市政権が掲げる「多角的、重層的連携」という外交思想とも整合します。茂木外相自身がこの外交方針を明示しています。
第四位:トルコ
ここはウクライナ情勢が停戦・和平段階に入った場合に急上昇すると思います。
トルコはロシアともウクライナとも話せる特殊な位置にあります。
したがって、
日本 → G7・ウクライナ → トルコ → ロシア
という横断的ネットワークを作る意味があります。
特に「ロシアは何を条件に停戦するのか」「ウクライナは何を受け入れられるのか」という交渉情報では、中国よりトルコの方が有用になる可能性があります。