トヨタに対するコスト優位性は消滅するのでは?トヨタもそこまで電池のコストが下がれば量が出るので内製するのでは?

ChatGPT

はい。私はその見方がかなり妥当だと思います。ただし、「BYDの優位性が消滅する」というより、電池コストが十分に低下すると、BYDの“電池内製による対トヨタ優位”はかなり縮小し、トヨタが量産規模を利用して内製・準内製化すれば差を詰められる、というのがより正確です。

まず重要なのは、トヨタはすでに「電池を外部から買うだけ」の会社ではないことです。Toyotaは2024年にPEVEを完全子会社化し、HEVだけでなくBEV/PHEV用電池の量産へ転換しています。また、Toyota 51%・Panasonic 49%のPPESも電池を量産しています。

さらにToyota自身が、電池技術の内製化を重要課題として明記し、LFP、三元系、全固体電池などについて自社・Toyota Industries・PPESを組み合わせた内製化を進めています。

したがって、将来の構造を単純化すると、

現在 BYD: 電池内製+巨大なEV生産量 ↓ 電池コスト・統合コストで優位

Toyota: 電池内製能力はあるが、BEVの販売量がまだ小さい ↓ 電池工場の稼働率・規模の経済で不利

となっています。

しかし、

電池価格が大幅低下+BEV市場が拡大 ↓ ToyotaのBEV販売量も増加 ↓ Toyotaが自社・系列電池工場を高稼働率で運用 ↓ 電池の外部調達依存が低下 ↓ BYDとの電池コスト差が縮小

という経路が成立します。

しかもToyotaには非常に大きな「量」の潜在力があります。世界販売規模がBYDよりはるかに大きいため、BEV・PHEV・HEVを合わせた電動車用電池の需要を確保できます。Toyota自身も、BEV普及が予想以上に進めば2030年に200GWh以上の電池供給体制を構築する構想を以前から示しています。

ここでBYDにとってかなり重要な問題が出ます。

「電池内製」は参入障壁なのか?

という問題です。