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第三に、あなたの場合は特に「地理・社会科的な体系」を記憶するのが得意なので、単なる人物名の暗記よりも「国家・王朝・制度+順序」という構造を持った情報のほうが定着しやすい可能性があります。これは以前挙げていた「新幹線各駅を順番に言える」「世界の主要都市・首都を体系的に覚えている」という傾向とも整合します。
一方、明朝は少し事情が違います。
明朝: 朱元璋(洪武)→ 建文帝 → 永楽帝 → 洪熙帝 → 宣徳帝 → 正統帝 → 景泰帝 → 天順帝 → 成化帝 → 弘治帝 → 正徳帝 → 嘉靖帝 → 隆慶帝 → 万暦帝 → 泰昌帝 → 天啓帝 → 崇禎帝
ここでは17代ありますし、特に中期以降は、
正統 → 景泰 → 天順 → 成化 → 弘治 → 正徳 → 嘉靖 → 隆慶 → 万暦 → 泰昌 → 天啓 → 崇禎
という、漢字だけを見ると非常に似た抽象的な年号が連続します。
しかも「正統帝=英宗」「天順帝=英宗」というように、一人の皇帝が複数の治世号を持つため、単純な「皇帝名の系列」になりません。
つまり、
「皇帝A → 皇帝B → 皇帝C」
と覚えるより、
「朱元璋=洪武帝」 「朱棣=永楽帝」 「英宗=正統帝・天順帝」
という複数の対応関係を覚える必要があります。
足利将軍も似ています。
尊氏 → 義詮 → 義満 → 義持 → 義量 → 義教 → 義勝 → 義政 → 義尚 → 義材 → 義澄 → 義稙 → 義晴 → 義輝 → 義栄 → 義昭
最大の問題は、名前が非常に似ていることです。
義詮 義満 義持 義量 義教 義勝 義政 義尚 義材 義澄 義稙 義晴 義輝 義栄 義昭
という具合で、「義○」が大量に並びます。これは一見すると規則的で覚えやすそうですが、実際には逆です。系列内の各項目を識別する情報量が少ないからです。
さらに足利氏には「義材→義澄→義稙」というかなり厄介な部分があります。義材と義稙は同一人物で改名しており、将軍職の復帰もあります。したがって、
「16人の将軍を単純に順番で覚える」
というより、
「人物」 「名前の変更」 「将軍就任」 「復職」
を区別しなければなりません。
したがって、あなたの暗記のしやすさを比較すると、おそらく、
徳川将軍 > 清朝皇帝 > 明朝皇帝 > 足利将軍
という順になりやすいです。