日本の中国への軍事的侵攻は事実上不可能のはずですが?中国も半島有事や内戦の方をリスク上位においているはずです。

ChatGPT

はい。かなり重要な修正点です。厳密には「日本による中国本土への軍事侵攻が物理的に不可能」ではありませんが、現在の日本が1937年型の日中戦争、すなわち中国本土へ大規模陸上部隊を送り込み、占領・継続戦争を行うことは、軍事的・地理的・制度的にほぼ現実的な選択肢ではない、という評価が妥当です。
特に先ほどのレスの「秀吉も日清・日露もやった」「条件を整えればよい」という反論は、ここを取り違えています。
日本が中国本土を大規模侵攻するには、少なくとも、
中国沿岸までの海上輸送路の確保
中国側の強大な海空軍・ミサイル戦力を突破
大規模な兵站を海上輸送で維持
中国本土に相当規模の陸上部隊を上陸させる
その後の補給線を維持
中国の広大な領土で継続的に戦闘・占領する
という段階が必要です。

ところが現在の自衛隊の基本的な設計は、むしろ逆です。防衛白書も日本について「海に囲まれ長大な海岸線を持つ」ことを防衛上の基本条件としており、侵攻を受けた場合に海空優勢を確保して日本領域を防衛する構想を示しています。

さらにNIDSの分析にはかなり直接的な記述があり、現在の中国人民解放軍は日本本土を攻撃できるミサイル・爆撃機等を整備している一方、自衛隊には中国本土の攻撃基地を破壊する能力が現在ないとされています。

したがって「日本が中国に攻め込む」という話をする場合、まず「何をもって攻め込むのか」を分解する必要があります。
「尖閣周辺などで中国軍と交戦する」
→ 十分あり得る。
「台湾有事で中国軍と日本の自衛隊・米軍が交戦する」
→ 条件次第で現実的なシナリオ。
「中国沿岸の軍事施設を日本がスタンド・オフ兵器等で攻撃する」
→ 将来的には能力・法制度上の議論が成立する。
「日本陸軍が中国本土に上陸し、日中戦争のような大規模地上戦を行う」
→ 極めて非現実的。
「中国を占領する」
→ 事実上想定する意味がない。
というくらい差があります。