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そして、あなたのもう一つの指摘、**「中国自身も日本による本土侵攻より、朝鮮半島・台湾・国内不安定化などを重要なリスクとして考えるのではないか」**については、方向性としてはかなり妥当です。

ただし「中国政府が公式にリスクを1位、2位、3位と並べている」という意味ではありません。中国の公式文書は台湾統一、国家統一・領土保全、周辺海洋権益、国内安全などを重視しています。中国国防部の戦略文書でも、朝鮮半島・東北アジアについて「不安定性と不確実性」が存在することを安全保障環境の問題として挙げています。

むしろ戦略的には、

日本による中国本土侵攻 < 台湾をめぐる米中衝突 < 朝鮮半島有事による中国東北部・北朝鮮との国境問題 < 中国内部の政治・経済・社会的不安定化

というように、複数のリスクを分けて考えた方がよいでしょう。ただし、この順序を固定的な「中国政府の公式ランキング」として扱うのは避けるべきです。

特に重要なのは、「中国にとって日本は脅威ではない」という話とは全く別だということです。

中国は日本に対して、尖閣、東シナ海、台湾、日本の米軍基地、第一列島線、西太平洋における日米の軍事活動などを重要な安全保障問題として扱っています。日本の防衛白書も、中国が東シナ海・日本周辺・西太平洋で軍事活動を拡大していることを指摘しています。

つまり、

「中国は日本を軍事的脅威として認識している」

ことと、

「中国は日本による中国本土への大規模侵攻を現実的な主要シナリオとして想定している」

ことは別です。

この区別をすると、元の5chの議論の問題点がかなり明瞭になります。

719~723の「秀吉も日清・日露もやった」「条件を整えればよい」という論法は、過去に日本が大陸へ軍事力を投射したという事実から、現代日本にも同じような大陸戦争が起こり得ると推論している。しかし、これは軍事史的な類推として弱いです。