>>472
ChatGPT

しかし、そこに「琉球・沖縄の自己決定権」を日本からの分離・独立まで含めて解釈する勢力が入り込むと、中国の対チベット・新疆・香港・台湾政策とは明らかな緊張関係が生じます。

つまり、

「中国は沖縄について外的自決を支持する」 ↓ 「しかし中国国内ではチベット・新疆・香港について外的自決を認めない」 ↓ 「さらに台湾についても独立を認めない」

という政策を中国が採れば、かなり露骨なダブルスタンダードになります。

逆に、

「中国は国家の領土保全を優先する」 ↓ 「したがって沖縄についても日本からの分離独立を支持しない」

という方向なら、中国の国内問題に対する公式原則と整合します。

ここはかなり重要です。

さらに沖縄の場合、日本の対外的な主権については、1972年の沖縄返還によって米国から日本へ施政権が返還されています。日本政府は現在も沖縄を日本の領域として扱っています。尖閣についても、日本政府は1972年の沖縄返還の対象に含まれたと説明しています。

したがって中国が「沖縄独立」を公式に支持する場合には、単なる日中間の基地問題を越えて、
「他国の領域からの分離独立を、中国が政治的に支援する」
という前例を作ることになります。
これは中国自身にとってかなり扱いにくい。

特に2010年代後半以降、中国が台湾・香港・新疆・チベットを「国家統一」「主権」「領土保全」「外国勢力による干渉」という一つの安全保障フレームに統合していったことを考えると、沖縄独立への公然たる支援は政策的整合性を失いやすくなります。現在の中国外交部の台湾関連発言でも「国家統一と領土保全」という表現が前面に出ています。

したがって、以前話していた「中国が近年、沖縄独立派から距離を置くようになったのではないか」という仮説は、次のように組み直すとかなり強くなります。

「中国がオール沖縄を意図的に潰した」
と断定する証拠は別途必要です。