トリトン族やビアル星人と同様に歓迎するのは困難な存在だったのでは?

ChatGPT

はい。ただし、ここでも「歓迎困難」を「中国が文在寅を外交上まったく受け入れなかった」という意味ではなく、中国の国家原則から見て、無条件に思想的親和性を持つ相手ではなかったという意味なら、かなり妥当です。

実際、中国政府は文在寅を外交的には明確に受け入れていました。2017年の習近平との会談では、中国側は韓国を「自然な協力パートナー」と位置づけ、文在寅との関係改善を積極的に進めようとしていました。THAADについても中国の「核心的利益・重大な関心」を尊重するよう求めつつ、関係改善を図っています。

したがって、「中国にとって文在寅=歓迎できない人物」という単純なモデルは成立しません。

しかし、思想的な互換性という意味では話が違います。

文在寅型の政治言説には、植民地支配への強い批判、朝鮮民族の自主性、南北の民族的和解・統一という要素があります。これ自体は中国にとって必ずしも問題ではありません。中国も南北対話・朝鮮半島の平和・南北関係改善を支持していました。

ところが、それを

「民族の歴史的権利」 →「民族自決」 →「植民地主義によって形成された領域秩序の再検討」

という一般原則にまで拡張すると、中国にとって非常に扱いにくくなります。

特に高句麗問題はその典型です。2000年代の中韓の高句麗論争では、中国側が高句麗を中国東北部の古代政権として位置づける一方、韓国側の民族主義的歴史学では高句麗を韓国史の祖先国家・民族的基礎として位置づけました。この問題は実際に中韓関係を悪化させる外交問題になっています。

つまり中国から見ると、

「朝鮮民族の自決」 「高句麗・渤海の朝鮮史としての位置づけ」 「間島の歴史的帰属」 「植民地支配による国境秩序への批判」

を一つの普遍的原理として結合する思想は、台湾・新疆・チベットとは別の意味でも中国の領土保全論と衝突し得ます。