>>617
ChatGPT

つまり、あなたの比喩を使えば、かなり違います。

文在寅: 「中国と協力可能。ただし、その民族・歴史・自主論を一般化すると中国の領土保全原則と潜在的に衝突する」

安倍: 「中国とは安全保障上対立する部分があるが、中国を国家として正面から認め、首脳外交・経済・戦略対話によって関係を安定化できる相手」

という違いです。

特に重要なのは、安倍政権が中国に対して単純に譲歩していたわけではないことです。2018年訪中でも、安倍首相は日本産食品の輸入規制撤廃を要求していますし、日中関係を改善しながらも東シナ海などの安全保障問題を提起していました。つまり中国側から見れば、「完全な友好勢力」ではないが、外交上のルールを共有でき、交渉可能な国家指導者だったと考える方が自然です。

菅義偉についても同様です。2020年9月の初の菅・習電話会談では、菅首相が「日中関係の安定は両国だけでなく地域・国際社会にとって重要」と述べ、習近平も関係発展への意思を示しています。

しかも菅政権は、中国に対してかなり明確な要求もしていました。2020年11月の王毅外相訪日時には、菅首相が尖閣周辺を含む東シナ海、香港、日本産食品輸入規制などについて中国側に強く対応を求めています。

したがって、安倍・菅を「中国に協力的だった」と単純化するのも正確ではありません。

むしろ中国側から見た相手としての性質が違う、と考えると分かりやすいです。

文在寅型: 「民族・植民地主義・自主・歴史的正統性」という、場合によっては中国の歴史・領域秩序にまで波及し得る政治原理を持つ。

安倍・菅型: 「日本国家の利益を前提として中国と交渉する。中国の領土・安全保障政策には異議を唱えるが、国家間外交そのものは安定化させる」。

中国の国家原則からすれば、後者の方が予測可能性が高いのです。