>>634
ChatGPT

ところが、韓国進歩派の一部にある「民族的自主」の論理は、歴史的に日本帝国主義・冷戦・大国政治によって朝鮮民族の政治的自己決定が阻害されたという認識と結びつきます。

これは日本に適用する場合には、
「植民地支配に対する民族自決」
として非常に強力です。
しかし中国に適用すると、
「中国によって現在の領域秩序を形成された民族が、その歴史的・民族的主体性を主張する」
という別の問題になります。

ここで高句麗が重要になります。

高句麗問題は単なる古代史論争ではありません。中国の東北工程と韓国側の歴史認識は、**「現在の中国東北部を含む地域の歴史を、誰の国家・民族史として理解するのか」**という国家アイデンティティの問題と結びついています。研究では、中国側が高句麗を中国東北部の歴史の一部として位置づける一方、韓国側の民族主義的歴史学では高句麗を韓国民族史の祖先国家・民族的アイデンティティの基礎として位置づける対立が確認されています。

ここで非常に重要なのは、
「高句麗は韓国史である」

「したがって現在の中国東北部は韓国領である」

は国際法上まったく別の命題だということです。
前者は歴史学・民族的アイデンティティの問題。
後者は現代国際法上の領域権原の問題です。

現在の韓国国際法学にもこの区別を認識する研究があります。たとえば統一後の韓中国境について検討した研究は、韓国社会に間島をめぐる領土主張が存在することを紹介しつつ、1909年の間島協約だけでなく、1962年中朝国境条約などを検討する必要があるとしています。

したがって、中国にとって本当に危険なのは、

「韓国人が高句麗を韓国史だと思っている」

ことそのものではありません。