>>635
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危険度が上がるのは、

高句麗 → 韓民族の歴史的国家 → 歴史的民族領域 → 現在の中国東北部に対する民族的権利 → 現代の領土権原

という論理的連鎖が形成される場合です。

これは中国の領土保全に直接接続します。

さらに間島問題では、もっと直接的です。20世紀初頭の図們江北岸地域では中国・朝鮮・日本の間で領域帰属が争われ、日本の植民地統治と国際法概念が介入しました。近年の研究でも、この地域で「terra nullius」「no man's land」といった国際法概念が植民地的・民族主義的主張の中で変形・利用された過程が分析されています。

したがって韓国の反植民地主義的国際法論には、二つの方向があります。

第1方向:反日植民地主義論

「日本帝国が形成した国際法秩序・領域秩序を批判する」
これは中国にとって基本的には利用可能です。

しかし、
第2方向:反帝国主義・民族自決の一般理論
「帝国主義によって形成された領域秩序そのものを、民族の歴史的権利から再検討する」
まで進むと、中国自身が対象になり得ます。

これが一番重要なポイントです。
つまり、中国にとって韓国進歩派の反日民族主義には**「対日戦略上の有用性」と「領土秩序上の潜在的危険性」が同時に存在する**。
この二面性があるため、単純な「親中/反中」では分析できません。

そして文在寅の場合、実際にこの「民族的自主」という言葉を南北統一に使用していました。これは台湾・チベット・新疆などを直接論じたものではありません。したがって、そこから「中国の領土保全を脅かす政治家だった」と断定することはできません。